久しぶりにWEB内覧会の続きをいきまーす。
リビングの続き(^^;
我が家のリビングには和室(実際には和室とは呼べないのですが)が内包されているのですが・・
前回から随分あいてしまったので、わかりにくいですね。
すみません。
前回の記事はこちら。
おはようございます。
今朝は昨日のアスレチックの筋肉痛を引きずってます・・。
辛いわ(T_T)
さて。
WEB内覧会の続きです。...
間取り図はこちら。
今回はこの真ん中の横ストライプの部分。
Japanese Roomと書いてあるところを紹介します。
※基本的に入居前の文章は当時の気持ちを思い出しつついきたいので、以前のブログから持ってきつつ加筆修正するって感じにしていきます。
※写真はできるだけ元写真があるものは大きめに調整しなおして再掲しています。
内覧会の目次はこちら。
→ http://yukisiron.com/2017/03/post-543/
和室を東屋(バレ)化する構想
ハウスメーカーを決めるために各社に提案をお願いしていた当時。最終的に残っていた住友林業、積水ハウス(シャーウッド)、ダイワハウス(木造・グランウッド)の設計さんに伝えていたイメージの主軸は、
アジアンリゾートなイメージは、インテリアでやるのはなく家自体の内装でやりたい
でした。
最初から絶対外せないと言っていた、
●葦天井
●木製稼働ルーバー建具
●チーク材の床
を入れて、あとは各社で色々と工夫してくださったんですけど、まぁ基本的には葦天井をいかに壮大に見せて・・という感じだったんです。
それでいて、薪ストーブをどう扱うか。
その中で、お!!っと思わせてくれたのがこの和室を和室じゃなくしてしまうこの提案でした。
これによって薪ストーブのおさまりも良くなり、現在の坪数だとどうやってもこれ以上動かせないっていうぐらい間取りがカチッとはまりました。
壮大な葦天井は諦めることになったけれど、この提案があったから住友林業に決めたといっても過言じゃないです(^^)
最初は、和室の配置のことだったんです。
このあとで紹介するリビング本体の方の折り下げ天井は決定で、和室のあつかいをどうするか・・をあちこち動かしたりしている時に、
設計さんの
「こうやったら面白いんじゃないですか?」
という提案から、一気に暴走(笑)
妄想が走る走る!
こういうの大好きなんですと言いつつ、
iPadでこういうイメージを見せたりして。
現実的に家という建築物を建てるにあたって、アランアランの屋根とか無理なものは仕方ないけど、できるだけ色々と面白くならないかと試行錯誤しました。
ところで、タイトルの”バレ”は、インドネシア語で”東屋”の事です。
タイ語ならサラ。
英語ならガゼボでしたっけ?
家の中に東屋を作る。
そんな構想で話を進めました。
リビングの中に東屋、さぁどうする?
いかにして東屋風にするかですが。とりあえず早々に決定したのが、壁1面は仕方ないとしても(廊下が増えても勿体無いし収納も欲しいし)、3面抜くこと。
そして床を20cmあげること。
ここまでは早々に決まりました。
あと、3面抜きはするけれど、後でもし居室にしたくなった時には障子を入れられるように、桟はつけてもらいました。
天井の工夫
そして天井もあえて下がり天井にします。この部分だけの屋根のように見える感じになるんじゃないかと。
下げた天井には最初は予算的にハーモシーリングを貼る予定でしたが、天井までの距離が近くなる分、やっぱり少し頑張った方がいいんじゃないかと・・
で、リビングの下がり天井にも貼る予定だった床材「プライムウッド」のチーク材にしました。
照明はつけないわけにはいかないので、ダウンライト3灯は決定。
このあたりは設計さんお任せです。
出来るだけ目立たないように、黒枠の四角にしました。
ここで、
「床材を貼っていただけるので・・・
天井をちょっと掘ってダウンライトを仕込むかたちにしようと思っています。」
と、ありがたい提案いただきました♪
ということは、ちょっとお値段高めな四角ダウンライトにしなくてもいいってこと?
そのあたりはもうわからないので、設計さんお任せです。
ただ、ここで一つ問題が。
天井を下がり天井にして屋根のように畳の部分より広げると、障子や襖を入れる時に必要な鴨居(上のレール部分)がつけられないのです。
せっかく床材を貼るのに、そこに鴨居がつくのはかなり微妙!
というか、どのようにつくのか想像もつかないです。
そこでなんとかならないかと設計さんに相談。
長押(吊り鴨居)というものをつけることになりました。
これはどこかの展示場の写真ですが・・(それもシャーウッドの^^;)
この、天井から下がったところにある、横の木の部分。
こんな風に上を透かしてしまえば天井自体に鴨居をつけなくてOK♪
空間の広がりもあっていいですね(^^)
ただ、曲がらないように中央を支える棒は必要らしいです。
床の工夫
畳敷きにするけれど、畳のかたちは四角ので。色はゴザっぽい感じがいいなぁと思い、あまり使われてないですと言われはしたけれど、サンプルを見て「亜麻色」にしました。
柱の工夫と、ちょっと別の構想も・・
これは間取りを詰める最中の図面です。ちょっとわかりにくいですが、右側に収納。
上、左、下の壁はありません。
こういう風に3辺を抜いたとしても柱として見えるのは2本だけなのですが、これだと見た感じ的に多分東屋っぽく見えない感じがしたので、あえて4本見せてもらうことになりました。
あ、柱も構造上ではここには本来いらなかったんじゃなかったかな?
柱の太さに関しては、
「通常の柱は3.5寸なんです。
ただ、それを化粧柱にしようと思ったら、省令準耐火の事があるので石膏ボードの上から化粧することになるんですが・・
そうすると変に太くなりすぎるので、4寸柱にしようと思っています」
設計さんの話では、4寸柱だったら太いので燃え残るからだったかな?
その上からすぐに化粧板を貼っても省令準耐火的にも問題ないそうです。
柱の色は、床材よりちょっと濃い目。
あと、床を20cmあげることによって、側面をどうするかというのもちょっと迷いました。
通常はクロス張りにする人が多いそうな。
設計さんは、それも浮いている感じがして良いとおっしゃってましたが、最終的にはここも板張りにしてもらい、柱と同じ色に塗ってもらうことになりました。
バリ島の東屋(バレ)をイメージした和室
ではでは。前置きが長くなりましたが。
写真の方、いきたいと思います。
引き渡し直後の写真が多いので、上で色々と書いたわりには、あっさりしてます(^^;
まずは真正面から。
ではスペック的な事を。
天井 : 折り下げ天井にプライムウッドのチーク (挽き板の床材)
柱 : 非構造柱(4寸)に単板塗装
畳 : 縁無し畳 清流カラー (亜麻色)
照明 : ダウンライト3灯 (天井掘り込み加工)
収納 : 押し入れ1間分
その他 : 折り下げ天井の上部にコーブ照明
一応、構造?作り方?は”大壁和室”という括りになるのかな?柱 : 非構造柱(4寸)に単板塗装
畳 : 縁無し畳 清流カラー (亜麻色)
照明 : ダウンライト3灯 (天井掘り込み加工)
収納 : 押し入れ1間分
その他 : 折り下げ天井の上部にコーブ照明
着工合意の時にいただいた仕様書ではそうなっています。
そして壁ってどこ??って感じのオープンっぷりです(^^;
それではまず・・
畳のアップ。
亜麻色はなかなか良いですね(^^)
かなり周囲の色と馴染んでいます。
あ。
引き渡しの時には敷居の色が薄くて変だったので・・
後日に床材に合わせてもっと濃く塗り直してもらいました。
気になるところは言わないとですね。