吹き抜けのあるおうちの暖房計画と、実際のところ

金曜日の朝に薪ストーブを焚いて異変に気づき。
そのまま夜は焚かず。
夕方にやーっと火を入れられました。



薪ストーブのトラブルの方は、昨日の夕方にガスケット(グラスファイバーロープ)を貼り直したので解決はしました。
しかしグラスファイバーロープを留めるために使う耐火セメントは24時間は自然に乾燥させないといけないので、本日夕方まで火を入れることはできず。。

翌日の土曜日(昨日)は朝からエアコンを入れました。
日中の出かけている間はエアコンは切りましたが、夕方から夜12時まではいれました。
だいたい薪ストーブを焚いている時と同じ感覚でいれたと思います。



〜byきこりんとアジアンリゾートなおうちで田舎暮らし&薪ストーブ〜
とりあえず、設定は26度でピッと。

今朝は起きるのが遅かったのと、外が暖かかったので特に暖房を入れなくても薄着でなければ大丈夫でした。



全くの予定外のエアコン使用でしたが・・
せっかくなので、どんな感じで暖まるのか、エアコンと薪ストーブの暖まり方の違いを、あちこちに温度計を置いて測ってみたので書いてみたいと思います。

あと、家の中に吹き抜けを作ったら実際のところどうなのか。
リビング階段って冷気が吹き降ろすって聞くけど実際どうなのか。
吹き抜けと暖房の関係の我が家の場合を書いてみます。



あ。
検索などでこられた方もいらっしゃると思うので・・
一応我が家の状況を。

●ダイニングに吹き抜けあり
●階段にも同じぐらいのサイズの吹き抜けあり (ストリップ階段)
●吹き抜けにはそれぞれシーリングファンあり
●LDKを含む1階はほぼ一体空間のような感じで、扉で遮れない空間として約34畳
●主暖房が薪ストーブで、ダイニングに設置
●1階ダイニングにエアコン1台(天井カセットの家庭用で一番大きいサイズだったはず)
こんな感じです。
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我が家の暖房計画と吹き抜けのこと

家の中の温度をあちこち測ってみましたが、暖房がどうなっているのかわからないと・・ですよね。
なので、まずは我が家の暖房計画のことを書いてみます。



我が家は

薪ストーブ1台で家の中を全て暖まるように

と計画しました。
これは暖房能力の高い薪ストーブをメイン暖房にすると決めたからです。
それでも冷房のこととか、薪ストーブが使えないときのこともあるので、エアコンは1階に1台だけですが設置しました。



この薪ストーブを設置すると決めて薪ストーブやさんとお話しした時に、絶対にやめた方がいいと言われたのが、

薪ストーブの上を吹き抜けにすること

でした。

これは暖房が薪ストーブではなくエアコンであっても同じことですが・・
暖かい空気って上に上がりますよね。
だから暖房効率がかなり悪くなると言われました。

我が家の場合はダイニング設置のダイニング吹き抜けで、リビングは吹き抜けではありません。
そうなると、空気の流れはこうなります。



〜byきこりんとアジアンリゾートなおうちで田舎暮らし&薪ストーブ〜


シーリングファンで暖気を降ろすことは出来ますが、リビングを暖めるのには非効率ですよね。
リビングが暖まるまでに時間もかかります。



導入した薪ストーブ、バーモントキャスティングス社のアンコールの出力は13400Kcal/h。
最大暖房面積は167平米だそうですが・・。
やっぱり平面な家と吹き抜けがある家だと違うようです。



どうしても吹き抜けを作りたいならこうする方がいいと、薪ストーブ屋さんにオススメされたのはこちら。

〜byきこりんとアジアンリゾートなおうちで田舎暮らし&薪ストーブ〜


薪ストーブ屋さんもそういう感じになっていて、確かに薪ストーブの焚いている部屋と繋がっている隣のショールームもしっかり暖かくなっていたのです。



しかし、どうしてもダイニングのところの吹き抜けは見た目上のことだけなんですけど諦められず。
吹き抜けがあること前提の設計さんの図面がすごく気に入っていたんですよね。

でも、ログハウスなどだと吹き抜けがドカーンとあって。
そして薪ストーブがあるイメージですよね。
実際にログハウスを検討していたから、ログハウスもビルダー数社に図面を書いてもらったし、オーナーさんのおうちも訪問もさせていただきました。



じゃあなぜログハウスは吹き抜けに置いてあるの?

そう質問すると、
日本の住宅と違ってログハウスなどは細かく部屋割りしないから、家全体を暖める。
日本の家は壁と扉で細かく部屋を区切るから、各部屋で暖める。
だから吹き抜けは暖房効率が悪くなるだけ。
そんな感じのことを言われました。

確かに、薪ストーブを使っている知り合いのお家も、空気をぐっと家の中を回していても各部屋までは暖房は回らないんですよね。
扉で閉め切ってしまうから。

そこで我が家は完全に家を回るように、こういう風にしました。



〜byきこりんとアジアンリゾートなおうちで田舎暮らし&薪ストーブ〜
各部屋の扉を常時オープンにできるように引き戸にし、ぐるっと暖気が循環できるように考えました。

部屋数は少なく、すべての部屋は吹き抜けに面しています。
そして階段につながり、シーリングファンで下に降ろす計画です。

これなら家全体が暖かくなる・・はず。



それによく階段からの吹き下ろしが・・と聞くけれど、1階と共に2階も暖めているわけなので2階が寒いということはないはず。
冷気がなければ降りてこないだろうし、逆にシーリングファンで暖気が降りてくるはず。

家をぐるっと暖気を回す暖房計画のデメリット

この暖房計画だと薪ストーブだけで家全体が暖かくなると思うのですが・・
でも所詮は素人考え。

そこで薪ストーブ屋さんにも相談してみたら、
これなら家全体暖まると思う。
ただ、リビングが一番最後に暖まるから、暖まるまで時間がかなりかかるだろう。
多分1日はかかるんじゃないかな?
それと、吹き抜けのすぐの部屋(寝室)は、ただでさえ2階は1階よりも暖かくなるのに、さらに薪ストーブの熱で物凄く暑くなる。
と言われました。

家をぐるっと暖気を回す暖房計画のデメリット

時間がかかることに関しては最初だけかな〜と思うので、それほど気にはなりませんでした。
焚きだしたらずっと焚くだろうし、薪ストーブは自分で消すことはなく、勝手に消火するまで放置しておけるからです。
出かける時も火はついていても大丈夫なので、割と暖かさはキープしやすいのではと思いました。

それよりは2階の暑さの方に夫がひっかかりました。

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